第12回NHKマイルカップ(GI)
05月06日(日)東京11R
馬単8万5,620円
3連単973万9,870円
1着Mピンクカメオ(17番人気)
2着Iローレルゲレイロ(1番人気)
3着Qムラマサノヨートー(18番人気)
「キンコンカン」という通称をご存知だろうか?これは、現在J○Aの3大馬主から一文字づつとって、関係者内部で言われている俗語である。それだけに力もあり、近代競馬の最先端を行くNファームの大お得意様で、特に有力とみなされる馬は、彼ら3人に売られるケースが多い。かのディープはK氏の馬で有る事は、別に偶然でもなんでもないのだ。
この3人。誰が一番というのはなく、3人とも一番。つまり、一人にいい馬が偏るような事は牧場側もしない。とはいえ、K氏にディープという大物が出たからといって、他の2人にも大物というほど、簡単にディープ級の馬など誕生しない。そこで、最近はアドマイヤ、フサイチの両者にディープと迄はいかないまでも、いい馬がたくさん行き渡った。(セレクトセール等のセリ馬ですら、談合によっては買い手を最初から決めておく事が可能)その間にK氏はディープ1頭が抜けている状態になっていった。
さてディープが引退して、K氏もさすがに存在が薄くなっていた。アドマイヤ、フサイチの馬はGT戦線で中心になって活躍している。3大馬主のバランスが崩れ始めたのだ。これはヤバイ。ディープで全ての夢を現実にしたK氏が競馬からオサラバしたら…。これは無い話ではなかった。当時は、大物馬主や古参馬主が競馬の一線から身を引いているケースが目立っていた。これを食い止めねば。
そこで得たのが、「K氏の馬がGTで大勝負をかける」という情報だった。レースと馬は、NHKマイルCのピンクカメオだ。同馬は桜花賞候補と言われながら、同レースで大敗。しかし、元々ウオッカなど史上最強と呼ばれる今年の桜花賞より、格段メンバーが落ちるNHKマイルを狙っていたのだ。しかも、桜花賞前から強い調教が出来ない美浦から栗東に移し、坂路でビシビシ鍛え上げたのだ。これによって馬は大変身。桜花賞を一叩きし、万全の状態でNHKマイルCを迎え、鞍上にもU騎手を迎え、準備は万端。もはやシナリオは出来上がっていた。相手には1番人気ながら「状態がもっかピーク」のローレルゲレイロを絡めた。さすがに約1000万の三連単には驚いたが、本命馬が人気薄だけに手広く買ったのが功を奏し、ムラマサノヨートーも拾う事が出来た。この夜は関係者共々、朝まで街をブラついたのは言うまでも無い。