第41回スプリンターズS(GI)
09月30日(日)中山11R
馬連1,180円
三連単1万5,960円
1着Fアストンマーチャン(3番人気)
2着Eサンアディユ(1番人気)
3着@アイルラヴァゲイン(5番人気)
今秋最初のGTはいつもと違う雰囲気で迎えた。あのインフルエンザ騒動のせいで、ファンが一時競馬から離れ、J○Aは大打撃を受けた。シーズンを迎え少しづつ客が戻ってきてはいるが、勢いはない。そんないつもと違う初秋の風景にJ○Aは焦っている。そこで「大波乱」を演出して、ファンを興奮状態にし中毒にしてしまおうというのが毎度のパターンで、当週はGT開幕週なので多くのレースで仕込みも念入りに行われた。(当日は9R以降の12R中4Rが6桁配当)但し、スプリンターズSは少々別。昨春のNHKマイルCのように大荒れを起こしたい反面、秋の競馬シーンを盛り上げる為、「話題になる馬を勝たせたい」という気持ちもある。そして勝ち馬として浮上したのが、前回予定通り人気で沈んだ◎アストンマーチャンである。その敗れた北九州記念は、先行馬総崩れの展開に自ら突っ込み、人気薄の追い込み馬の台頭を演出する役目を担ったが、それも全ては今日という日(見返り)の為。元々のポテンシャルは、史上最強といわれる今年の3歳牝馬戦線でウオッカ、ダイワスカーレットと3強を形勢した通りである。しかも、鞍上だった武豊が「阪神コースが従来どおり(06年12月から新コースだったら桜花賞も阪神JFも勝っていた)という程の「器」である。察しのいい方なら分かるだろうが、そこまで同馬を買っている武豊がアストンマーチャンに乗らずスズカフェニックスに。そしてアストンマーチャンは中舘というのがポイント。普通に見ればアストンマーチャンは勝負には見えないし、前走の敗戦も相まって、春は過剰人気気味だった同馬を完全に人気戦線から外す事に成功した訳だ。素人の参加率が高いGTは武豊が過剰に売れる。そこで武豊は危ない人気馬スズカフェニックスにと人気を背負う手筈も完璧。こちらは「本当は毎日王冠が目標だった」為、ここは人気を背負い消えるのが「仕事」だ。「桜花賞ではウオッカ対ダイワスカーレットを、北九州記念では大波乱を演出したし、もうこの馬に「見返り」をしてもいい番。調教も53秒くらいでいいと言っていたのに、51秒台が出るほど馬が走る気になっており、「勝つ態勢は整った」と関係者も満面の笑みである。重賞は3勝も、GTだけは取れなかったA級馬にやっと「勲章」が手に入るときが来たと言う訳だ。そして結果的に◎が見事1着。2着にサンアディユが入った為、思わぬ低配当となったが、それもご愛嬌。勝ち組のGIシーズンは先ず1勝と幸先良くスタートを切った訳だ。